
【はじめに】
全国で725番目となる青年会議所が小平の地に創立されてから、今年で42年目となります。この間、私たち小平青年会議所は、地域に根差し、明るい豊かな社会を目指して、青少年育成・まちづくり・会員の資質向上の事業を行って参りました。引き続き当会が地域に根を張り活動していけるように、今年は5つの柱を立てて青年会議所運動を展開して参ります。
【想いを繋ぐ 戦後80年の節目を迎えて】
今年は戦後80年の節目の年となります。戦争を体験された方やご家族が戦争に従事された方の話を聞き、体験談を子どもたちに語り継いでいけるよう、私たち若い世代が平和について考える事業を展開して参ります。
【こどもたちには知的好奇心の探求を】
これからの日本を担うこどもたちに、ものづくりの重要性を伝えていくことが、将来の日本の国際競争力を支えるためには必要と考えます。子どもたちが身近なことに『なんでだろう』という知的好奇心をもち、ものづくりへの関心を高める事業を展開して参ります。
【集団行動と仲間づくりの機会の提供を】
コロナ禍では、多くの事業・イベントが中止になり、こどもたちの集団行動の機会も減りました。あれも中止これも中止と活動を制限されてきたこどもたちに、学校のクラスや所属するスポーツ団体といったコミュニティの枠を飛び越え、目標を立てて全力で挑戦する機会を提供いたします。自分一人では成しえないこと、仲間とともに達成することの悦びを、スポーツを通じて体感していただく事業を展開して参ります。
【あなたに届ける広報を】
どんなに良い事業も地域の皆さんに認知されなくては、参加・動員につながりません。当会が事業を行うにあたっては、アナログな手法とデジタルの手法を組み合わせることで、地域の『あなた』に届く広報を展開して参ります。
【生涯の友をつくる会員拡大活動を】
この3年間、のべ20名を超える会員が当会に入会されました。引き続き本年も、地域に住まう若い世代の皆さんに当会への関心を持っていただけるよう会員拡大活動を精力的に取り組みます。
都内に24ある各地青年会議所に在籍する1300名を超える会員との交流を通じて、人脈を広げるとともに、生涯の友と呼べる仲間づくりに励みます。
【結びに】
今年のスローガンを、『信じ 託す』と掲げました。信じ、託すことで、互いに責任感・使命感が醸成され、それは仲間意識に繋がっていくと確信しています。なにかをできるようになったから、成長したから信じ託すのではないのです。信じ、託したからこそ、成長するのです。生涯のとも(友)と、とも(共)に、日々成長しながら進んでまいります。その日々の積み重ねこそが、明るい豊かな社会の実現に寄与していくための道だと確信しております。
メンバーの個性が生き生きと咲き誇るよう、小平青年会議所の運動の土台をしっかりと支え、1年間駆け抜けて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
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